「ぶっちゃけ、模倣って悪いことなん?」
というコメントを頂いたので、真剣に「模倣」についてすこし勉強しました。
今回の投稿は割とハードな内容です。「ワタシ難しいことわかんなーい♪」という僕好みの方はパスしちゃってください。
------------------------------------
で、ですよ、市場競争下において模倣が良いか悪いかと問われれば、そりゃー日本国内においてはワリィコトに決まってるわけです。
なんてったって、産業財産権法として規定されていて、犯した場合の刑罰の科料すら前述の法内で規定されているわけですから、重大な罪です。
一時停止無視で7000円取られる(とられたTT)よりもです!
といいつつ、この思想の大元にあるのは、大きな資本力を持つ側の意見なわけで、弱者な我々からしてみれば
「ちょっとぐらい真似したっていいじゃん!このケチ!どーせ凄い儲けてるんでしょ~」
という論理で、おこぼれに預かろうって魂胆が思いつく⇒実際にやっちゃう方々も多数いらっしゃるわけです。
(子供のころ近所に「玩具のディズニー」って個人商店があったなぁ… いつのまにか「玩具のピッコロ」に変わってたけど)
こういうのを所謂(いわゆる)
「フリーライド(ただ乗り)」と呼びます。
のられちゃった大企業にしてみれば、マネッコさんが1人なら、そんなに大した事ないでしょう。蚊に刺されたようなもんです。
ただ、これを見逃すと大量の蚊に刺されて、あちこち痒くてたまらない。それどころか血吸われすぎて、貧血になっちゃった…
ってことになりかねないわけですよ。
というわけで、金持ちになった日本としてはまぁ許せないわけですね。
貧乏時代は散々やったくせに。
ここまで、フリーライド説を前面に押し出した論理展開をしたわけですが、まだ他の論理もあります。
そのうち1つが
「ポリューション(汚染)」です。
「ブランドのもつ信頼や価値を著しく低下させるようなこと」
です。有名な事件としては「
スナックシャネル事件」なんかがあります。
(おいおい、iPodShaffleネタから出た話なのに、なんで商標(ブランド)がらみに行くの?って方、そもそもこの投稿読まなくても良いです^^)
SuperShaffleが著しく粗悪品だった場合、その悪評判が本家
iPodShaffleにまで影響しちゃったら、そりゃAPPLEも腹立てるわけです。
お気に入り&凄く自分に似合ってる服を、となりのオバチャンに真似られて、いちじるしく「自尊心」を傷つけられたお姉さんとおんなじ被害です。
ただ、「泉ピ○子」さんとか「ハイヒール○もこ」さんとかに
過度に愛用されているコトが、シャネルにとってポリューションにならないのが面白いとこです。
(
過度ってとこがポイントです。)
最後に
「ダイリュージョン(希釈化)」の話もあるんだけど… 疲れたのでここまで
本日は終わり! 結論! 「模倣」は悪い